
糖尿病2026-04-07
糖尿病はどう診断される?標準診療マニュアル2025に基づく診断基準を医師が解説
糖尿病はどのように診断されますか?とご質問をいただいたので、糖尿病の診断基準を日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会 糖尿病標準診療マニュアル2025を参照しながらご紹介します。
糖尿病診断基準
- 空腹時血糖値:126mg/dL以上
- 75g OGTT2時間値:200mg/dL以上
- 随時血糖値:200mg/dL以上
- HbA1c:6.5%以上
いずれか1つ以上が、別の日に行った検査で2回以上確認された場合

出典:日本糖尿病学・生活習慣病ヒューマンデータ学会『糖尿病標準診療マニュアル2025 一般診療所・クリニック向け』p.2 https://human-data.or.jp/wp-content/uploads/2025/03/DMmanual_2025.pdf
検査開始年齢の引き下げ
リスク要因のない人でも35才から定期的に糖尿病検査を開始することが推奨されています
ADA(アメリカ糖尿病学会)
「Standards of Care in Diabetes – 2025」では、心不全や腎臓病の予防、体重管理を重視して、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬などの薬剤活用を推奨しています。
※ HbA1c 6.5%以上は、他の血糖基準と併用して判断されることが多いです。
診断補足
血糖値が上記、①〜③のいずれかを満たして、かつ次のいずれかの条件を満たす時は糖尿病と診断します。
- 口渇(のどの渇き)、多飲、多尿、体重減少
- 確実な糖尿病網膜症の存在
参考文献
- 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会 糖尿病標準診療マニュアル2025
