
糖尿病2026-05-19
糖尿病治療を続ける意味|寛解しても生活習慣が大切です
先日のブログでお伝えしたのですが、糖尿病、2型は完治する事はありません。
でもこれだけをお伝えすると、絶望的な感じがされるかもしれません。
治療をしていくと、血糖コントロールができ、薬が不要になる患者さんがみえます。
薬を飲まなくて良いから「治った」と思い、その後に継続してきた食事療法、運動療法をゆるめてしまったり、行わなくなったりして、再び血糖が上昇してしまう方がみえます。
「治ったから」 「薬をのまないから」
と治療をやめてしまう事は大変危険なのです。
「糖尿病は完治しません、治りません」とお伝えする事は、患者さんにとってキツすぎるし、大変というおもいもされるかと思います。
そこで、完治ではないけれど、寛解という言葉が選ばれるようになりました。
この寛解という言葉は、欧米の専門委員会によって世界共通の定義として、用いられるようになりました。
「薬なしで、ヘモグロビンA1c 6.5%未満が3ヶ月以上維持されていること」(2型糖尿病 診断基準における寛解の定義)
寛解は、血糖値を良好に保ち、健康な人とほぼ変わらない日常生活を送れる状態になることです。
2型糖尿病が寛解しやすい人の特徴
- 診断から期間が短い
- 体重減少、特に5%以上
- 初期のHbA1cが比較的低い
- 肥満傾向の方
- 薬物療法を行っていなかった方
近年の研究によって、これらの1〜5の方は、寛解状態にもっていける可能性が高いことが分かっています。盲点ですが、ちゃんと病院に来ることも大事です。
