脂肪肝2026-06-21
健康診断でALTが30を超えたら知っておきたい脂肪肝の話
「肝臓の数値が高い」と言われても、体調に変化がないと、なかなか実感が湧きにくいものです。
しかし肝臓は、自覚症状が出にくい臓器です。健康診断でALTが30を超えている場合、脂肪肝やMASLDなど、肝臓の状態を一度確認しておきたいサインかもしれません。
お酒を飲む方だけでなく、糖尿病、脂質異常症、肥満、高血圧などがある方でも、脂肪肝は起こりやすくなります。
「まだ大丈夫」と思いやすい時期だからこそ、早めに知っておきたい肝臓の話があります。
どんどん増えている脂肪性肝疾患に新定義 MASLD
MASLDとは?
もともとあった定義は、NAFLD:Nonalcoholic Fatty Liver Disease(非アルコール性脂肪性肝疾患)になります。
新たな定義として、MASLD:Metabolic Dysfunction-Associated Steatotic Liver Disease:代謝機能障害関連脂肪性肝疾患が提唱されています。
MASLD治療
現段階で脂肪肝の治療薬がありません。だからこそ、早期発見、早期受診が必要なのです。
肥満
- 食事療法
- 運動療法
- とにかく減量
糖尿病
- 糖尿病治療薬
内分泌・代謝障害
- 脂質異常症治療薬
- 降圧薬
どんどん増える脂肪性肝疾患。 日本肝臓学会が2023年に奈良宣言2023を提唱しています。

参照:https://www.jsh.or.jp/medical/nara_sengen/ippan.html
健康診断などでALT値が30を超えていたら、まずはかかりつけ医等を受診して下さい、という提言です。そこで必要と判断されれば、さらに消化器内科における詳しい検査を受ける。
肝疾患の早期発見・早期治療へ
