
MMRワクチン「ミムリット」が承認|龍ケ崎市の内科・小児科・整形外科 山村医院
MMRワクチン「ミムリット」が国内承認|麻疹・おたふくかぜ・風疹の3種混合
「MMRワクチンが承認されたと聞いたけれど、これまでのワクチンと何が違うのだろう」
「子どもはいつから接種できるの?」
「定期接種になる時期や費用について知りたい」
新しいワクチンのニュースを目にして、期待する一方で、接種時期や安全性について気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、麻疹・おたふくかぜ・風疹を一度に予防するMMRワクチン「ミムリット」が承認された背景や、過去のMMRワクチンとの違い、今後の見通しについてお伝えします。
MMRワクチンが30年ぶりに承認
はしか(麻疹)、おたふくかぜ、風疹を予防するMMRワクチンを国内で製造販売する事を、令和8年5月11日、上野厚生労働相が承認しました。
承認されたワクチン「ミムリット」とは
承認されたのは、上記三種のウイルスを弱毒化した生ワクチンで、ミムリットという名前のワクチンです。
こちらは、第一三共が開発をされました。
現在の定期接種と任意接種
現在は、はしか(麻疹)と風疹の2種混合ワクチンが定期接種となっていますが、おたふくかぜのワクチンは、任意接種となっています。
過去のMMRワクチンが中止された経緯
MMRワクチンは、1989年に別の製品が承認をされて、定期接種に使われていました。
このMMRワクチンに含まれる、おたふくかぜワクチンの副反応で、発熱や吐くことを引きおこす無菌性髄膜炎が問題視され、1993年に中止されています。
今回使用されているおたふくかぜウイルスの系統
今回、ミムリットに使われているおたふくかぜウイルスの系統には、無菌性髄膜炎の発生する頻度がとても少ないそうです。
おたふくかぜによる合併症
おたふくかぜにも合併症があり、無菌性髄膜炎の他、難聴や脳炎などが報告されています。
2015〜2016年のおたふくかぜでは、成人を含めた359人がムンプス難聴と診断された関係で、医学会系による要望のもと、おたふくかぜワクチンの定期接種化に向けた動きとなりました。
MMRワクチンの定期接種化について
今後は、三種混合のMMRワクチンも定期接種化に向けて検討されていくようです。
定期接種できるのは、もう少し先になるかと思います。
MMRワクチンについて気になっている方へ
「承認されたので、すぐに接種した方がよいのだろうか」
「現在のMRワクチンを待った方がよいのか、MMRワクチンを待った方がよいのか」
このように迷われるのは、自然なことだと思います。
今回の承認は、国内で製造販売するための承認です。実際の販売開始時期や定期接種としての扱い、費用、公費助成などについては、今後の案内を確認する必要があります。未確定の情報の部分も多いため、このワクチン接種に関してはお答えできませんのでご了承ください。
茨城県龍ケ崎市の山村医院では、内科・小児科・整形外科の診療を行っています。お子さまの予防接種など、気になることがある場合は、接種歴が分かる母子健康手帳などをご用意のうえ、ご相談ください。
