
生活習慣2026-09-09
食後の眠気は危ない?血糖値スパイクと2型糖尿病の関係
血糖値スパイクとは
「血糖値スパイク」とは一般に、食後に血糖値が急激に上昇し、その後大きく低下するような血糖変動を表す言葉として使われています。
糖質(炭水化物)を多く含む食事を一度に摂取すると、血糖値が上昇します。
その上昇に反応して膵臓からインスリンが分泌され、血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませるなどして、血糖値を調整します。
その結果、食後の血糖値が大きく変動する場合があります。
健康診断の血糖値が正常でも起こることがあります
注意したいのは、健康診断などで測定した空腹時血糖値が正常範囲であっても、食後に血糖値が大きく上昇する場合があることです。
つまり、空腹時の血糖値だけでは食後の血糖変動を把握できないことがあります。
血糖値の大きな変動を繰り返すと……
食後の大きな血糖変動が繰り返される状態は、長期的な健康との関連が研究されています。
特に、食後高血糖は糖尿病や心血管疾患のリスク評価において重要な要素の一つです。
また、高血糖や大きな血糖変動が続くことは、血管への負担や酸化ストレスなどとの関連が指摘されています。
膵臓にも負担がかかります
血糖値が上昇すると、膵臓のβ細胞からインスリンが分泌されます。
食生活や運動不足などさまざまな要因が重なってインスリンが効きにくくなる「インスリン抵抗性」が生じると、身体は血糖値を調整するため、より多くのインスリンを必要とする場合があります。
こうした状態が長く続くことは、2型糖尿病の発症や進行とも関係しています。
血糖値の「乱高下」にも注意しましょう
血糖値は一定ではなく、食事や運動などによって常に変化しています。
そのため、血糖値が上がること自体を過度に恐れる必要はありません。
大切なのは、食後の過度な高血糖や大きな血糖変動を繰り返さないよう、日々の食生活や運動習慣を整えていくことです。
